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野田地図番外公演「表へ出ろいっ!」 9月鑑賞
野田地図番外公演「表へ出ろいっ!」 9月鑑賞_b0048834_925413.jpg


この作品は野田秀樹さんが前作「ザ・キャラクター」を書いていてあんまりにもしんどくなったので箸やすめ的に書いた作品なのだそうです。前作がウルトラシリアス(特に後半部分が)だった分、こちらは抱腹絶倒絶え間なく、会場ドッカン湧きまくり。野田さんのお芝居はいつも笑いの要素が絶対にありますが、こんなに笑った芝居は初めてでした。そして中村勘三郎さんが出演されているせいか、いつもより客席にゴージャスなおばさま軍団が(爆)野田地図だけだとこういう客層はいないよな。歩く2000万みたいな方々。腕もギラギラ、首もギラギラ。歌舞伎ってすげい。いや、勘三郎ファンだからか?とにかく中村勘三郎さんにとって現代劇はこれが初めての舞台だったそうです。歌舞伎座を立て替えているから現代劇やる時間があるのか?まあとにかくそういうことです。

ある夕方。デスティニーランドでパレードが見たい能の宗家(中村勘三郎)とジャパニーズのコンサートに行きたい妻(野田秀樹)とククドナルドの新作グッズを買いに行きたい娘(Wキャスト。この日は黒木華)がお互い留守番を押し付け合う。家族全員が家を空けてしまうのは出来ない。なぜなら飼い犬のピナ・バウシュが臨月ですぐにでも子供を産みそうだったから。押し付け合いは誰もが一歩もひかない。その頑なさが呼び水となり、凄絶な喧嘩が勃発し、それは家族を破綻させる方向へ突き進んでしまうのだった。

膨大な台詞、臨機応変に入るアドリブ、激しく大きな動き、観客に息をつかせない早い展開とスピード。バリバリのオーバーアクトはきっと野田さんも勘三郎さんも計算通りのはず。ほんと、二人とも楽しそうでした。声を絞り出して身を振り乱してジャパニーズへの愛を語る野田さんなんて、可笑しいったらない。昔の佐藤蛾次郎みたいな頭と素っ頓狂な色のワンピースもよく似合ってたし。しかしジャPAニーズというのはジャニーズ事務所に実在していたので、わたしゃ「ジャパニーズ」「ジャパニーズ」台詞で連呼されると自動的に「ジャPAニーズ」のに変換されてしまい、芝居に集中出来ない場面が多々あり。ちと困った。野田さんはきっと「ジャPAニーズ」の存在は知らないに違いない。

基。芝居の話。

野田地図番外公演「表へ出ろいっ!」 9月鑑賞_b0048834_9255372.jpg


信じるとは何なのか?これは一夜にして崩壊する家族の物語。
人間のレゾンデートル(=存在理由)を思索する哲学という学問が廃れてしまった。けれども、人間は何かしら生きる意味を見出さないと、生き難い。その空白を埋めるために、自らの趣味嗜好に過剰な価値を置く。「はまる」という現象。何かにはまってないと生きてる気がしない。
(パンフレットより)

3人は自分が愛してやまないものを声高に主張する。どんなに素晴らしいか、どんなにすごいのか。その主張は自分以外から眺めると歪んでいて滑稽にすら映る。全身全霊傾けて偏愛を貫く姿勢を相手に指摘されると全人格否定されたように怒り、攻撃する。「まてよ、自分がおかしいのか?」とは思わない。それはまるで宗教のようである。自分の愛を通すべく丁丁発止とやりあい、相手の痛いところをつき、那須与一よろしく正鵠を得た、してやったりと思っても矢はたちまち射返される。テニスのラリーのようでもあるし、ゴングが「カーン!」となったボクシングのようでもある。甲冑を身につけ、剣を交わらせる戦士のようにも見える。これは戦いだ。宗教戦争でもあるのだ。それにしても笑える戦争である。滑稽でバカバカしい。そして滑稽でバカバカしいほど家族の溝は深まっていくのだ。


野田地図番外公演「表へ出ろいっ!」 9月鑑賞_b0048834_9262940.jpg


野田さんと勘三郎さんはプライベートでも仲がいいらしいからか、息の合いっぷりはそらもう、見惚れてしまいました。野田秀樹という天才と中村勘三郎という伝統芸能の名人がタッグを組んで面白くない訳がない。脚本をチェックするとかなりのアドリブが入っているのが分かりましたが、そのアドリブがもう、ただただ素晴らしい。野田さんも自分で書いた脚本だろうに、どんどん変えちゃうし。しかも面白がってるし。ノッてくると脚本以上に言葉が洗練されてくるんだろう。現実味もますます帯びるのだろう。とにかく2人の勢いと圧倒的な佇まいはすごかった。笑って笑って笑って、でもたったひと言で舞台に不穏な空気が漂う。その展開の素早さと華麗さ。ええもん見させてもらいました。という気分になりました。

番外編の番外編。劇中に出てくる臨月の犬、ピナ・バウシュ。ピナ・バウシュって有名なバレエダンサーであります。どうして犬の名前がピナ・バウシュなの?野田さん。


春の祭典は名作と謳われる作品ですが、これを見て「あたし、しょうらいはバレリーナになる!」と思う小学生はいるまいて。衣装透けてるし。乳首見えてるし。




ちなみにこの春の祭典、第一楽章の出だしはファゴットから始まります。この音楽はディズニーの「ファンタジア」でも使われています。ちょっとこわいチックだよね。




ファゴットってこの楽器。吹いているのは夫方の親戚のセルジオ・アッツォリーニ。この記事には全く関係ないがセルジオは親戚なのでyoutubeを貼ってみる。お暇なら見てねー!


by mareemonte | 2010-11-08 10:59 | 劇やら映画やら
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