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三谷幸喜演出浅丘ルリ子主演 「桜の園」
2012年6月

渋谷 パルコ劇場 ソワレ

浅丘ルリ子 市川しんぺー 神野三鈴 大和田美帆 藤井隆 青木さやか
瀬戸カトリーヌ 高木渉 迫田孝也 阿南健治 藤木孝 江幡高志

作 アントン・チェーホフ
演出 三谷幸喜

「櫻の園」は1990年に映画化された吉田秋生の漫画。毎年創立記念祭に「桜の園」を演じる女子高の文化祭の1日を描いたもの。浅丘ルリ子が誰の役やるんだべ!女子高生に扮装させるなんて三谷さんも思いきったことするねー、これは見なくちゃ!と張り切ってチケット取ったらチェーホフの桜の園だった。そらそうだよね(ちと残念)私と同じ間違いをした人っているんだろうか。やった、吉田秋生の櫻の園!げ、違った、チェーホフ!みたいな。

パルコ劇場の入り口にはさまざまな花が。三谷さんと浅丘ルリ子さんへの花が多かったみたい。あと藤井隆さんへの花も。松田聖子さんから花が届いていたのはNHKで対談していたからかな。花は林真理子さんから浅丘ルリ子さんへのお花が素敵だった。あとSMAPの草なぎさんから三谷さん宛てに届いていた花は不思議な形。何のお花だったんだろう。

ちょっと早目に席についたら前説が始まった。前説は青木さやか。
AKBのヘビーローテーションの替え歌を歌いながらこれからの劇の簡単な解説。これは喜劇です、とやたら強調していた。青木さやかは顔が小さくなくて且つ派手な顔だし、滑舌もいいので、舞台向きだなーと思いました。(芸能人は顔が小さいばかりがいいとは思えない。舞台の人って顔が大きい方が表情が見やすくて絶対にいいと思ってます、私)

三谷幸喜演出浅丘ルリ子主演 「桜の園」_b0048834_1142950.jpg



舞台はロシア革命の前夜。屋敷の使用人であるドゥニャーシャ(瀬戸カトリーヌ)とエピホードフ(高木渉)が夜明けに働いている。これから主が館に戻ってくるのだ。不在の館の主の代わりにしっかりと家を切り盛りするワーリャ(神野三鈴)も準備に余念がない。

ラネーフスカヤ夫人(浅丘ルリ子)とその娘アーニャ(大和田美帆)がパリから到着した。パリでは愛人と暮らしていたが、生活は破綻。久しぶりの自分の家に喜ぶラネーフスカヤ夫人。金をばらまきながら放蕩な生活していていたが、とうとう資金が底をつき、先祖代々が守ってきた桜の園と館を売りに出さないといけないようになった。
「この土地を別荘にしましょう」
助言する商人ロパーヒン(市川しんぺー)。
ロパーヒンは農奴出身。よく親父にぶんなぐられていたが、それをかばってくれたのがラネーフスカヤ夫人だった。その恩義を今でも感じているロパーヒンは桜の園を守ろうと尽力しようとするけれど、ラネーフスカヤ夫人は忠告に耳を貸さないし、むしろロパーヒンを無礼者よばわりする有り様である。ラネーフスカヤの弟ガーエフ(藤木孝)もたかが農奴の分際で、とロパーヒンを軽んじ、話を聞くつもりはさらさらない。


舞踏会が開かれる。パリから連れてきたアーニャの家庭教師シャルロッタ(青木さやか)が手品を見せている。
お金もないのに、なぜこんなことを、と頭を抱えるワーリャ。楽団がお金を払ってください、とワーリャに詰め寄るが、お金が払えないワーリャは館の中を逃げ回っていた。

舞踏会の出席者にかつての豪勢な肩書の持ち主はいなかった。田舎のちょっとしたおえらいさんがポツポツいるだけ。その様子に落胆するラネーフスカヤ。そしてその日は桜の園が競売にかけられる日だった。競売にはガーエフとロパーヒンが出かけていった。

ラネーフスカヤに別れたパリの恋人からよりを戻したいと手紙がくる。心動かすラネーフスカヤ。金目当てだと忠言するトロフィーモフ(藤井隆)と口論になる。

ガーエフとロパーヒンが戻ってきた。競売で競り勝ったのはロパーヒン。かつて農奴として自分の親や祖父が仕えていた領地が自分のものになったのだ。あの館が。あの桜の園が。泣き崩れるラネーフスカヤ。楽団に「金はいくらでもあるからもっと演奏しろ!」と怒鳴るロパーヒン。ロパーヒンに心惹かれながらも館の鍵をロパーヒンの目の前で床に落とし、拾わせるワーリャ。

桜の園から伐採されている音がしている。
館を出る日が来た。
アーニャとトロフィーモフは新たな生活に希望を燃やしている。
「フィールス(江幡高志)を誰がお医者に連れて行ってあげて」
とアーニャは今までのように召使達に軽く頼むが
「もうあなたに雇われているわけじゃないんですよ」
と誰にも願いを聞いてもらえない。
でもその出来事にたいしてショックも受けずにアーニャは旅立って行く。

憎からず思い合っていたロパーヒンとワーリャは本懐を遂げることなく違う場所で生活することを選ぶ。ガーエフは外に出て働くこととなり、ラネーフスカヤはヤーシャ(迫田孝也)を連れてパリにもどることになった。それぞれがそれぞれの道を歩くのだ、これから。

三谷幸喜演出浅丘ルリ子主演 「桜の園」_b0048834_11423115.jpg




三谷さんが「これは喜劇(コメディ)です」と宣伝されてましたが、うむむー。笑う場面も抱腹絶倒、腹抱えて笑いました!というものではなかったです。自分の状況を顧みずに今まで通り散在する没落貴族のとんちんかんぶりは面白いんだけど、でもその笑いはすっとぼけてて笑うだとか、情けなくて笑うだとか、あざ笑うだとか、冷たく笑うだとかの割合が強かった。笑いっていってもいろんな要素があるからね。喜劇(コメディ)よりもファース(笑劇)の要素はなんとなく私にも理解出来た。でもコメディだと断定されてもな・・。ものごとには性格がない。例えばお金を落とした。それはとっても落ち込むし、シリアスで悲しい出来事なんだけど、マヌケで笑っちゃう出来事にも見える。ある出来事に対して悲劇なのか、喜劇なのかは各人の主観って気がするんだよね。悲劇か喜劇かは作り手が言いきることではないと思うの。客が決めればいいことで。そもそもコメディって何ぞ。


原作も読みましたが、三谷版、と銘打ってあるからすごくアレンジしているのかと思いきや、思いのほか原作に忠実。エピドーホフがカエル靴みたいにキュッキュなる長靴を履いているのもチェーホフの戯曲通り。シャルロッタが手品をするのも然り。三谷さんが笑いを入れる為に突っ込んだエピソードではないんですね。でもって全体の感想はといえば、脇役は芸達者な人がキャスティングされていて、戯曲はチェーホフ、主演は浅丘ルリ子。三越劇場でやるような劇といえばいいんだろうか。きれいにまとまっている感じ。

でも何しろ浅丘ルリ子の浮世離れぶりを見られてよかった。貴族的な衣装がまー、似合うのなんのって。ロウ人形みたいだった。(ほめ言葉です)

今ってすごーく綺麗な女優さんでも浮世離れしているかと言われたらそうでもない。堀北真希も北川景子も佐々木希もとっても美しいと思うけれど、普通に切符とか買えそうだし。それに現代は一般人でも綺麗な人もいっぱいいる。情報も早いし、お洒落な店だって山のようにある。だから今の女優さんは世間からそんなに離れていないんだよね。世間そのものが底上げされているから。でも浅丘ルリ子さんが20代の頃は違ったと思う。情報は本や新聞、あとは口コミ。素敵なものを買うのはえっちらおっちらデパートまで。映画は重要な娯楽で、それが世間だったはず。今はいろんな事がフラットになった分、光がそこだけに集中する、ということが少なくなったと思うのです。そしてその光の集中が浮世離れした女優を生む環境だったのかなと。浅丘さんの独特の雰囲気は生来の美しさだけでなく、時代が作ったものなんだろうなあ、と思いました。

あとワーリャを演じた神野三鈴さん!すっごーーーーーーーーーくお上手ですっかり大ファンになってしまいました。恥ずかしながら神野さんのこと、この舞台で初めて知りました。舞台はあまりテレビでお見かけしないお上手な方に出会えるのが楽しい。浅丘さんの浮世離れと神野さんの演技が見られただけでもこの桜の園、見て良かったです。
by mareemonte | 2012-08-23 12:02 | 劇やら映画やら
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